食材のことを気にせずに
生ゴミや臭いゴミを冷やせる
場所があるのはうれしいです
このスタジオでは、食材や料理をつかった撮影などもするのですが、生ゴミの臭いはずっと課題でした。自分たちだけなら我慢すればいいのですが、撮影となるとお客さまやスタッフも同じ空間にいるので、普段よりも臭いのことが気になるんです。生ゴミってもとを辿れば食品なので、冷凍すると腐らないから臭わないということは以前から知ってはいたのですが、洗い物後の排水溝のゴミや、食べた後の残飯を他の食材と同じ空間に入れるのには、衛生的にも抵抗があって。生ゴミや臭いゴミが出たときに、食材のことを考えずに冷やせる、独立した場所があるというのは、素直にうれしいなと思いました。
臭いゴミを捨てるって
意外と手間がかかって面倒くさい
「冷やす」ことで手間や時間を
短縮する発想がおもしろいと思いました
僕は、臭いに敏感なんです。スタジオでは妻が調理をするので、温かい季節に調理ゴミが置いてあると空間に臭いがこもることもあります。生ゴミの臭いって、密閉することでも防げると思うんですが、スーパーとかでもらうビニール袋とかって、実は微細な穴が開いているので密閉ではない。水分は遮断できても、臭いは通してしまうんです。防臭できる専用のゴミ袋を購入して使うことでも解決はしますが、臭いゴミが出る度に、専用のゴミ袋に入れて、しっかりと縛って密閉容器に入れる、という手順って結構な手間だなと。なかなか面倒くさくて、以前からストレスに感じていました。クリーンボックスの場合は、そんな手間や時間を、冷やすという発想で短縮するのは、素直に理にかなっていておもしろいなと思いました。
手を使わずに蓋を開けられる
仕組みがほしいです
実際に業務の中で使ってみたのですが、こうだったらうれしいなという箇所がいくつかありました。まず、調理をしている時っていつも手が濡れていたり、場合によっては食材がついて、ベタベタしているんです。そんな手で蓋を触ると汚れがついてしまいそうで、手を使わずに蓋を開けられる仕組みがあるといいなと思いました。あとサイズは大きいほうがいろいろな臭いゴミが入れられるんだろうなと思いつつも、調理ゴミだけで考えると、手元において、調理中に出る生ゴミをどんどん捨てられるような、ひと回り小さいサイズがあるとうれしいなと思います。新しい道具を導入するときって、いくつか候補を選んで、自分の行動や環境サイズにあうものを比較検討すると思うんですけど、「冷やすゴミ箱」というジャンルにはまだそれが無いのがもったいないですよね。機能や考え方に新しさや良さがあるからこそ、業務で使う発想だといろいろと欲が出てしまうのですが、すごく興味深いプロダクトだなと思いました。今後の発展も含めて楽しみです。